ネットを使ったビジネスや副業に興味があれば「せどりで稼いでみたい」と思うこともあるでしょう。
そのとき、モノレートというツールの存在をすることが多いかと思います。
「モノレートとは何か」「どうやって使えばいいのか」などの点が気になるでしょう。
この記事では上記のような疑問に答えつつ、せどりでのモノレートの活用について詳しく解説していきます。
「ツールを使って効率的にせどりを行いたい」と思っている人に、特に参考にしていただけるでしょう。
- せどりのモノレートとは何か
- せどりでモノレートを活用する方法
- せどりでモノレートを使うメリット・デメリット
- モノレートの基本的な用語
- モノレートを使う際の注意点
先に結論を書くと、モノレートは非常にいいツールです。
しかし、そもそもせどり自体がすでに稼げなくなっているので、取り組むのはおすすめしません。
ネットの副業で利益を上げたいのであれば、スマホビジネスなどの利益率の高いビジネスをおすすめします。
スマホビジネスも含めた稼ぎやすいビジネスは、下のサイトで紹介しているので、ぜひこちらを参考にしてみてください。
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目次
せどりで使うモノレートとは?
モノレートとは、アマゾンの商品情報を無料で確認できるサイトです。
アマゾンで販売されている商品について、下の情報がまとめられています。
- ランキング
- 価格変動
- 出品者数
せどりをする人たちは、これらの情報を見ながら「売れ筋」を判断し、仕入れを行うわけです。
元々、モノレートは「Amashow」という名前のサイトでした。
それが、2014年11月からモノレートに変更されています。
ちなみに、アマゾンの商品をリアルタイムで拾うサービスですが、アマゾン公式のものではありません。
元々アマゾンでせどりをされていた方が、一人で開発し運営されているサイトです。
サイトの画面は下のようなものです。
出典:https://mnrate.com/
- ランキング
- 発売日
- 新品価格
- 中古価格
- 新品プレミア
- 中古プレミア
- 新品価格の変化
- 中古価格の変化
- 新品出品者数
- 中古出品者数
- 新品出品者数の変化
- 中古出品者数の変化
- アマゾン販売の発送時期
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- 関連記事:せどりで使えるアプリ
せどりでモノレートを活用する方法
モノレートをせどりで活用する方法・手順は大きく分けて3つになります。
ここではその3つの方法・手順を説明します。
①まずは検索する
まずは自分が扱うつもりの商品やジャンルを検索しましょう。
ジャンルだけではまだデータが出ないので、ジャンルからさらに興味の湧いた商品を絞り込みます。
個別の商品ページに行くと、この記事で紹介しているようなさまざまなデータが出てきます。
それらのデータを比較して「一番稼げそうな商品」を仕入れるようにします。
②データーを確認する
商品を検索した後はデータを確認します。
このときどの指標をどのように見るかは、当記事の後半で詳しく解説します。
データの見方を間違えると、想定していたのと真逆の結果が出てしまうリスクもあります。
慣れるまではデータの見方が合っているかどうかも逐次確認するようにして下さい。
③別の角度からも確認する
同じ商品のデータでも、別の角度から見ることで違った情報が見えてきます。
たとえば日付の範囲を変えるというのがわかりやすい方法です。
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 12ヶ月
- すべて
上記のように日付範囲の指定をできるため、これで範囲を変更しましょう。
短期の売れ行きと長期の売れ行きを比較することで、今後の価格推移の予想をしやすくなります。
せどりでモノレートを使うメリット
せどりでモノレートを活用するメリットは多くあります。
ここでは特に重要なメリットを2つ解説していきます。
利益が予想可能
モノレートを使うことで、その商品でせどりをした場合の利益を、ある程度予想できます。
100%予想できるわけではありませんが成功率が大幅に上がるのは確かです。
また、やみくもに仕入れて販売するより、事前の検証がある方が、失敗した場合に学ぶことも多くなるものです。
このため、仮に利益の予想に失敗することがあったとしても、モノレートでの事前予想はしておくべきなのです。
せどりの利益率計算方法は、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご一読ください。
せどりすべき商品がわかる
モノレートを使えば、稼げる可能性が高い商品がわかります。
逆に高確率で稼げない商品もわかります。
この違いがデータで浮き彫りになることで、どの商品をせどりすべきかわかるのです。
まさ、先にも書いた通り「予想の根拠」がしっかりあれば、それが外れたときの検証で学べることも多くなります。
せどりでモノレートを使うデメリット
モノレートでせどりを行うことにはデメリットもあります。
ここでは、モノレートを使ってせどりをするデメリットを2つ解説していきます。
時々障害が起こる
モノレートは「ウェブサイト」です。
そして、この記事でも紹介してるとおり、膨大な情報を扱っています。
そのため、特にアクセスが集中したときなどは、サーバーに障害が起こることがあります。
また、自分の通信環境・インターネット環境が悪くてアクセスしにくいということもあります。
しっかりグラフを読み取る必要がある
モノレートは情報が多い分、グラフを正確に読み取るのに一定の訓練を要します。
読み取りができるようになっても、今度はいいグラフ=売れる商品を探すのが大変です。
モノレートの使い方を習得しても、そもそもせどり自体が現在では稼げないビジネスの代表となっています。
このため、稼ぎたい人はせどりではなく、下のサイトで紹介されているビジネスに取り組むことをおすすめします。
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【せどり】モノレートの基本的な用語など
モノレートを使う際は、基本的な用語を理解しておく必要があります。
ここでは、モノレートで特に重要な基本用語を解説していきます。
モノレートユーザーとは
これは、モノレートのグラフ一覧の中で、一番下にあるグラフです。
上の画像の一番下の黄色でマーキングしているグラフです。
モノレートユーザーの本来の意味はそのまま「モノレートを使っている人」の数です。
一般人は基本的に使わないので「せどらーの人数」と考えてください。
その商品を、どれだけのせどらーがチェックしているかということですね。
多くのせどらーがチェックしているほど、競争が激しいということです。
そのような商品は、仕入れたとしても過当競争に巻き込まれて稼げないことが多くなります。
そのため、稼げると思った商品でも、モノレートユーザーの人数が多いようなら慎重に判断しましょう。
なお、モノレートユーザーが急激に増える原因は下のものが考えられます。
- 有名せどらーのブログやSNSで、その商品が紹介された
- 大手の店舗や大企業が、特定の商品のセールをしている
前者は、紹介といってもさまざまな形があります。
- 「この商品が狙い目」とメルマガなどで公表した
- 単純に「今日はこれを仕入れました」と報告した
要はプッシュしているかいないかですが、どちらにしても「有名せどらーの情報だと、一定数のせどらーがその商品を調べる」のです。
また、大企業などがセールをしたときはその商品を大量に仕入れるつもりでせどらー達がモノレートをチェックします。
「これを今大量に仕入れたら、どのくらいの利益が出そうか」という計算をするわけですね。
どちらのパターンにしても、こうして多くの競合がその商品をチェックしている状態では、仕入れたとしても稼ぎにくいと考えて下さい。
ランキンググラフとは
ランキンググラフとは、言葉どおり「ランキングのグラフ」です。
上の画像の黄色でマークした部分のグラフで、それぞれの商品ごとにあります。
ランキンググラフの部分だけ抜き出すと、下のようになります。
上の画像はかなり小まめに変動していますが、他の商品になると下のように穏やかになることもあります。
また、下の画像のように一時期だけランキングが急上昇し、後は低空飛行をしているというケースもあります。
(ランキングの数字は小さい方がいいので、実は低空飛行しているのが人気商品です)
このランキンググラフが小まめに上下しているということは「売れている」ということです。
- 売れればランキングは上がる
- そのため、グラフも上がる
- しかし、在庫は減る
- そのため、売れる数も減る
- ランキングとグラフが下がる
ということを繰り返すわけです。
普通の商品なら、最後に下がった後そのままになります。
しかし、売れる商品はまた仕入れが入ってすぐに売れて、すぐに上がる(そして、またすぐに下がる)ということです。
このため、売れている商品ほど、ランキングのグラフで「ジグザグが多くなる」わけですね。
また「平均」の数字も重要です。
先に挙げた3つのグラフの場合、平均の順位は下のようになっています。
1枚目 | 2947位 |
---|---|
2枚目 | 20701位 |
3枚目 | 5536位 |
モノレートのランキンググラフを見るときの注意点は「グラフが下に行くほど良い」ということ。
モノレート以外の世間一般のグラフは「上に行くほどいい」のですが、モノレートは下に行くほどいいのです。
これは、モノレートの情報がリアルタイムで変動するため「固定されている最高値の0位を、一番下にしておく方がいい」ということだと思われます。
(0を上にしてもできないことはないでしょうが、設計上0が下の方がやりやすかったのでしょう)
このように、最初だけ「良い・悪いが逆に見える」可能性がありますが、その点のみ注意してください。
最安値グラフとは
最安値グラフとは、上の画像のようなものです。
他のランキンググラフなどと同じく、商品ページの下の方のグラフ一覧の中にあります。
最安値グラフは「価格推移」のグラフです。
- 緑は新品
- 赤は中古
という風に、それぞれの価格推移を示しています。
中古については「在庫切れのときがしばしばある」ため、その場合はグラフが消滅しています。
中古の在庫が出たら、また赤いグラフが点灯するという形です。
逆に新品のない商品については、中古の情報だけが存在するということもあります。
基本的に株と同じで「価格の変動が激しい商品はチャンスがある」といえます。
安いときに買い、高いときに売れば利益が出るためです。
その「安い時」がいつ来るかを、これまでの価格推移から推定して仕入れるわけです。
データ一覧とは
データ一覧とは、上の画像のように文字どおりデータが一覧になっている表です。
ここまで紹介してきたグラフなどのさらに下(各商品ページの一番下)にあります。
書かれている内容は、下の項目の日付ごとの数値の一覧です。
- ランキング
- 新品出品者数
- 最安値
- 中古出品者数
- コレクター出品者数
この商品はリンナイガステーブルの専用部品という性質上、値段がほとんど上下していません。
たとえばこれが芸能人のグッズなどの場合、値段が激しく変動します。
ガスバーナーに関する部品ということで中古は危険ですし、新品でも1300円台ということで、中古はほとんど出品されていません。
一覧を見ると、日付ごとのデータがわかるだけでなく「その商品の特性」も見えてくることがあります。
せどりでモノレートを使う際の注意点
せどりでモノレートを活用する際には注意すべき点が多くあります。
ここでは、それらの注意点を解説していきます。
誤った解釈をしないこと
これはモノレートに限られた話ではありませんが、データを誤って解釈してはいけません。
モノレートでよくあるのは、グラフの上下を見間違えるものです。
ここまでも説明してきましたが、ランキングのグラフは普通「上に行くほどいい」と思うでしょう。
しかし、モノレートでは下に行くほどいい」ので、この点を間違えないようにする必要があります。
これは早い段階で気づく間違いなので大きな問題や不安要素はないでしょう。
ただ、同じように「パット見の印象だけでグラフを判断すると間違うことがある」ということです。
グラフだけでなく数字のデータでも同じですが、とにかく「慎重に正しく解釈する」ことを意識してください。
ツールに頼りすぎない
せどりだけでなく、どんなビジネスでもツールに頼りすぎないことが重要です。
ツールだけで稼げるのであれば、誰でもせどりで成功しています。
そして、そもそもモノレートは無料ツールです。
誰もが手軽に利用できるツールなので「ルーツの力だけで成功する」ことは、最初から無理なのです。
モノレートはあくまで仕入れる商品の参考データを集めるためのものであり、最終的には自分の経験や知識から判断してビジネスを進める必要があります。
また、そもそもモノレートなどのツールがあってもなくても、せどりは稼ぎにくいものです。
10年ほど前の黎明期はせどりで相当に稼いでいる人もいました。
しかし、その人たちが軒並み「せどりの稼ぎ方を教える」という情報商材の販売に移行したように、長く稼ぎ続けるのは難しいビジネスなのです。
現代ではせどりの知名度も上がり、参入者も増え、効率的に稼ぐことは非常に難しくなりました。
稼ぎたいのであれば、下のサイトで紹介しているような利益率の高いビジネスに取り組むのがいいでしょう。
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【まとめ】せどりの必須ツールモノレートとは
モノレートは、せどりを行うのであればぜひ活用したいツールです。
ただ、そもそもせどり自体がすでに稼ぎにくいビジネスなので、取り組むことはおすすめしません。
稼ぎたいのであれば、せどりより断然効率的に稼げる、おすすめのスマホ 副業で紹介している、スマホビジネスなどに取り組む方がいいでしょう。
スマホビジネスも含めた稼ぎやすいビジネスは下のサイトで詳しく紹介しているので、こちらを参考にしていただけたらと思います。
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