「ネットワークビジネスって稼げるの？」「ネットワークビジネスの仕組みってどんなの？」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
ここでは、ネットワークビジネスの仕組みについて、詳しく解説しています。
興味のあるネットワークビジネスの仕組みを知りたい方、ネットワークビジネスについて疑問がある方は必見です！
- ネットワークビジネスの概要
- 各ネットワークビジネスの仕組み
- ネットワークビジネスをおすすめしない理由
- ネットワークビジネス以外の副業
結論から言うと、ネットワークビジネスの仕組みはトップに搾取されるようになっており、初心者が稼ぐには難しい構造となっています。
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目次
ネットワークビジネスとは？
ネットワークビジネスとは、別名MLM（マルチレベルマーケティング）とよばれています。
MLMとは、連鎖的に商品を販売していくような仕組みのことです。
まず、企業の商品を購入したAさんがいたとします。
その商品を購入したAさんが販売員となり、Bさんに商品を購入させます。
そして、商品を購入したBさんが販売員となり、今度はCさんに商品を購入させていきます。
で、今度はCさんが販売員となり、別の誰かに販売していく…。
後はこの繰り返しですね。
このように、商品の購入者が販売員となり、別の誰かに購入させて仕組みをMLMと呼んでいます。
連鎖的に販売していくので、「連鎖販売取引」「マルチ商法」といった呼ばれ方もしているのがネットワークビジネスです。
なぜ、購入した人が販売員として誰かに勧めようになるのでしょうか？
いい商品とはいえども、繰り返し販売していくのはおかしいですよね。
それは、販売員となって、誰かに購入させると、販売員に報酬が入るからです。
さきほどの例でいうと、Aさんが勧めて購入させたBさんの売り上げの5%ぐらいの報酬が、Aさんに入ります。
報酬の金額は、商品によって違いますので一概にいえませんが、ネットワークビジネスをやる人の目的は大半がこの報酬目当てです。
詳しくは、次の項目で解説していきます。
ネットワークビジネスの仕組み
ネットワークビジネスをやっている企業はたくさんあります。
その仕組みについて、詳しく解説していきます。
マルチ商法の場合
基本的な仕組みは、前の項目で解説したような内容です。
Aさんが購入した企業の販売員となり、BさんやCさんといった不特定多数を会員に勧誘していくことで、Aさんに紹介料や売り上げの何%といったものが入ります。
多くのネットワークビジネスは、このような仕組みです。
勘違いしないでもらいたいのは、ネズミ講と違い、違法ではないということです。
マルチ商法は、商品を好きだったら買ってもらうだけなので、違法にはなりません。
勧誘の仕方が強引だとかはありますが、ちゃんと商品が存在しますので、商品がよほど粗悪なものでない限りは問題ない商法といえます。
しかし、ネズミ講は、商品もなにもなく、会員料という形だけをだまし取るようなビジネスモデルをネズミ講と呼んでいます。
会員料だけを下から吸い上げていくだけで組織を運営させていくビジネスモデルなので、一番下の会員は損をしてしまう仕組みになっていることから違法性のあるものとされています。
マルチ商法は、会員になり商品を購入した人が販売員となり、商品を進めていくビジネスモデルです。
あなた経由で会員になってくれたり、商品を購入してくれるようになると、紹介料などが入る仕組みとなっています。
ドテラの場合
ドテラは、2008年にアメリカで設立された会社。
世界最高品質の精油を世の中に広げるのを目的に作られているだけあって、主力商品エッセンシャルオイルが多いのが特徴的な会社です。
ドテラの仕組みは、
- ドテラの商品を購入するために会員登録
- 会員登録するために、誰かから紹介してもらう
- 会員登録した後、誰かに勧める
- 勧めた人に会員登録してもらい紹介料を得る
といった流れです。
初期登録費用には、登録料として3500円かかります。
会員になると、会員価格でドテラの製品が購入できるようになるので、ドテラの製品が好きな方には、お得に購入できるようになっています。
紹介料は、売り上げの数%です。
会員の購入金額によって変わり、毎月約5000円以上購入すると、10%～30%のポイント還元があります。
リゾネットの場合
リゾネットは、リゾート地に宿泊できる権利を販売するネットワークビジネスです。
権利とは、リゾネットで提携しているリゾート地に、格安で宿泊できるようになることです。
その権利は会員になることで発生するので、口コミでリゾネットの入会を促して、入会させた方に紹介料がはいる仕組みになっています。
会員登録は、2種類あり、エコノミー会員とビジネス会員があります。
エコノミー会員…提携している宿泊施設などのサービスのみ
入会金…0円
登録料…25,000円
維持管理費…月額12,500円
ビジネス会員…エコノミーの特典とビジネスができるようになる
入会金…107,000円
登録料…25,000円
維持管理費…月額12,500円
費用は上記の通りです。
紹介料をもらう仕組みを獲得するには、ビジネス会員にならないと発生しません。
Dubliの場合
Dubli(デュブリ) は、2003年に設立されたアメリカの会社で、簡単にいえば、オンラインショッピングモールを運営されています。
会員登録してから、Dubliのサイト経由で商品を購入すると、現金でキャッシュバックされるといった仕組みです。
キャッシュバックの還元率はそれぞれ違い、無料会員・プレミアム会員・VIP会員の3種類があります。
利用したサイトによって還元率が違うので、一概には言えませんが、無料会員で1%の還元率だったものが、プレミアム会員で2倍の2%を受け取ることができるようになっています。
さらに、年額で約5000円かかるVIP会員に加入することで、多くのキャッシュバックが無制限に受けれる権利がもらえます。
これだけだと、ネットワークビジネスなのかわからないですよね？
実は、代理店となるものも存在します。
代理店登録料として、約25万円支払うことでDubliの代理店になれます。
代理店になるとどうなるかというと、紹介したお客さんがDubliでショッピングをするたびに、売り上げの数%が入るようになっています。
つまり、代理店であるAさんが、Bさんを会員登録させると…
Bさんが、Dubliでショッピングした売り上げの数%がAさんに入るような仕組みになっています。
ビットクラブの場合
ビットコインって知っていますか？
ビットコインは仮想通貨の基軸通貨的存在です。
そのビットコインを新規発行するには、マイニングと呼ばれる方法で発行します。
高性能のパソコンを使って、複雑な計算をすることで、市場に新しいビットコインが流通する、といった感じで発行されます。
とにかく、ビットコインと呼ばれる仮想通貨が発行するには、高性能のパソコンを何台も備えないと発行できない仕組みになっていると考えてください。
そのため、マイニングには非常にコストがかかるので、個人でマイニングを行うことがほぼ不可能となっています。
ビットクラブは、個人でマイニングに参加できるようにしたネットワークビジネスです。
5万円から参加でき、ビットコインが分配される権利をもらえます。
参加できる費用も自由に選択でき、多くの金額を投入するだけ分配されるビットコインが増えていきます。
また、ビットクラブを紹介をすると、紹介料が入ります。
- 1人目～2人目…5%
- 3人目～5人目…6％
- 6人目～8人目…7%
- 9人目以降…8％
といったように紹介するメンバーによって、紹介料が変わります。
アンビットの場合
現在契約している電力会社をアンビットエナジーに切り替えるビジネス。
初期費用1万円、月額2500円で参加します。
電力会社をアンビットエナジーに切り替える人を紹介すると、紹介者にキャッシュバックされる仕組みになっています。
さらに、切り替えた人が別の誰かを紹介すると、はじめに紹介した人にもキャッシュバックされるといった内容です。
つまり、AさんがBさんの電力会社をアンビットエナジーに切り替えます。
次にBさんがCさんの電力会社をアンビットエナジーに切り替えました。
すると、AさんにはBさんとCさんの紹介料が入るようになっています。
このように、ネットワークビジネスは紹介して収入を得るビジネスです。
普通の商品ならいいのですが、電力の切り替えは危ないので、辞めておいたほうがいいでしょう。
それなら、安全なプチ起業で収入を得たほうがいいです。
プチ起業は、スマートフォン1台で始める小さなビジネスモデル。
電力の切り替えよりもはるかにリスクなく稼げるビジネスです。
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ネットワークビジネスをおすすめしない理由
ネットワークビジネスは、合法ですが個人的にはおすすめできません。
その理由を解説していきます。
理由①トップのみが儲かる仕組み
仕組みの問題なので仕方ないですが、一番初めに行ったトップだけが儲かる仕組みになっています。
トップの人は、直接勧誘した人だけでなく、さらに勧誘した人が紹介した人のバックマージンをうけとることができます。
そのため、トップの人が一番儲かる仕組みになっています。
末端の人は、紹介できる人が少なくなっていき、ほぼ儲けがなくなってきてしまうのです。
理由②友達からの信用も失う
紹介料が欲しいからと言って、強引に友達を勧誘したり、商品を売りつけると、友達からの信用を失ってしまうので注意しましょう。
これは当たりまえですよね。
好きでもなく興味もないものを無理やり勧めてくる友人をどう思いますか？
ネットワークビジネスは、高額な登録料のものもあるので、損失をだしてしまう可能性も高いです。
損をした友達からは、憎まれるはずです。
また、損をしたことを他の友達に伝えてしまい、あなたの評判が著しく悪くなるのは目にみえています。
実際に友人からの信用を失っている人が数多く存在するので、気を付けましょう。
理由③借金を背負う可能性も
ネットワークビジネスは、登録料が高額なものが多いです。
例えば、Dubliは25万円の登録料を払ってからビジネスを開始するんです。
高すぎるのではないでしょうか？
また、勧誘をするために、喫茶店に友達を連れて行ったり、セミナーを開催したりする費用もかかります。
目に見えない費用がかさみ、借金をしてしまう人が多いのも練ったワークビジネスの悪い点です。
借金をしてまでやらなくても、他に無料で稼げるビジネスはたくさんあります。
例えば、「プチ起業」はスマートフォン1台あればできるビジネスです。
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高額なネットワークビジネスをやるより、他の副業がないか探してみるのをおすすめします。
ネットワークビジネスより稼げる副業【5選】
リスクの高いネットワークビジネスより、おすすめの稼げる副業を紹介します。
おすすめネットビジネスの記事と合わせてご参考ください。
プチ起業
スマートフォンのみで小さく始めることを「プチ起業」といいます。
スマートフォンのみで始めるので、元手がかからなく、空いた時間をみつけて起業できるメリットがあります。
しかし、起業のアイディアがない人が多いのではないでしょうか。
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どこでもビジネス
欲しいものがたくさんある人におすすめの副業です。
空いた時間をみつけて、スマートフォンで作業をするだけで収入を得られるビジネスとなっています。
完全在宅でできるので、副業としては最適です。
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FX
通貨を安く購入し、高く売却する副業です。
FX会社に口座を開設すると、通貨を売買できるようになります。
購入した価格より高く売却できれば儲けがたくさんでるので、為替相場に詳しい人であれば、かなり稼げるようになります。
ただし、損失になってしまうリスクがあるので、余裕資金がある人でなければおすすめできません。
不動産投資
不動産（家や土地）を安く購入し高く売却するか、不動産を第三者に貸し出し賃貸収入を得る副業です。
賃貸収入を得ることで、不労所得を獲得できる可能性があります。
ただし、不動産の取得費用が高いので、資金力がない人には難しい副業です。
転売
商品を安く購入し、高く売却することで利ザヤを稼ぐ方法です。
例えば、セールで1万円でテレビを購入したとします。
別のプラットフォームである「メルカリ」「ヤフオク」といったところで、2万円で売却できたら1万円の利益がでます。
手数料を差し引いた金額が儲けとして得られる副業です。
即金性が高いので、すぐにお金が欲しい人に向いている副業といえます。
ネットワークビジネスの仕組みに関するQ&A
ネットワークビジネスでよくある質問についてまとめました。
本当に稼ぐことはできるんですか？
まず、稼げません。
高額すぎる登録料や勧誘するためのコストが高くつくので、稼ぐのは難しいです。
ネットワークビジネスをやるなら、ローリスクで行える「プチ起業」を始めるのがおすすめです。
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友達がはまってしまいすごい誘われます。
絶対に辞めましょう。
先ほども述べましたが、ネットワークビジネスでは稼げません。
友達とは距離をおくようにしてください。
お金と時間の両方を失うことなります。
【まとめ】ネットワークビジネスの仕組み
いかがでしたでしょうか。
ネットワークビジネス自体は、合法です。
悪い物ではないのですが、勧誘がしつこかったり、稼げなかったりするので、あまりおすすめできません。
それぐらいなら、プチ起業をはじめて自分で稼ぐようにした方が、今後のスキルアップにもつながるのでおすすめです。
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