noteに次ぐ教材販売のプラットフォームとして注目されている、ブレイン(Brain)。
一部では「詐欺ではないか?」という疑いの声も上がっています。
この記事では、なぜBrainがそう言われるのか、実際に使ってみた感想と合わせて説明します。
Brainが危険なのか、詐欺なのか知りたいという人には、きっと参考にしていただけるでしょう。
- ブレインとはどんなサービスか
- ブレイン(Brain)が詐欺と言われる理由
- ブレイン(Brain)を実際に使ってみた感想
- ブレイン(Brain)を使っている人たちの感想
- ブレイン(Brain)で詐欺商材を買わないためのポイント
結論を書くと、Brainは詐欺ではないものの「詐欺的な商材」が売られています。
また、運営体制について非常に不安な部分が多くあります。
さらにユーザーテストのβ版の段階にも達していないα版であることを公式サイトが明言している点も不安要素です。
ブレインを将来的に使うにしても、現状ではまだ様子を見た方がいいでしょう。
そして、現時点で信頼できるビジネスを探したいという方は、下のサイトで探していただくことをおすすめします。
\副業のすすめ一押し!/
目次
ブレイン(Brain)とは
ブレインは、知識を共有するプラットフォームです。
一般にはアフィリエイトとレビューの機能が付いたnoteと言われています。
こちらで解説している運営会社の信頼性に疑問点があり、現状では信頼できるか判断しにくいサービスです。
このため、今何らかのビジネスに取り組みたいのであれば、他のサービスで稼ぐことをおすすめします。
たとえば下のサイトでは多くの稼げるビジネスが紹介されているので、こちらを参考にしていただくといいでしょう。
\副業のすすめ一押し!/
ブレイン(Brain)が詐欺だと言われる理由
Brainが詐欺だといわれることには、いくつかの理由があります。
ここでは、それらの理由のうちの3つを紹介していきます。
信頼性の高い人々が批判的な評価をしている
「有料noteにアフィ機能つけました」みたいなコンセプトで、仕組み自体は「確かにそれもアリやね」って感じなんだけど、トップページに並んでるコンテンツがカネカネカネカネで情報商材屋連中に荒らされまくる未来しか見えない…。https://t.co/UB3XN9EaR9
— ヨッピー (@yoppymodel) January 31, 2020
上のツイートは、ライターとして特に人気が高いヨッピーさんによるものです。
ヨッピーさんはZOZOの前澤友作・元社長へのマンツーマンのインタビュー記事を執筆しているなど、非常に豊富な実績のある方です。
そのヨッピーさんの上のツイートですが、仕組みやコンセプト自体は評価されています。
しかし「実際にコンテンツを販売しているメンバーに問題がある」ということです。
まだ始まったばかりなので今後はどうなるかわかりません。
しかし、少なくともヨッピーさんから見たら「カネカネカネの情報商材屋連中」しかいないように感じられた、ということです。
運営会社の所在地が普通のアパート
ブレインを運営する「株式会社ブレイン」の所在地は、特定商取引法に基づく表記でわかります。
「滋賀県草津市矢倉1丁目3-55-15 コラールJ1」という建物ですが、こちらの建物は「一般的な2DKのアパート」です。
検索すると、ライフルホームズの物件情報がヒットしますが、2階建てで一般的な家賃のアパートであることがわかります。
実は、ベンチャー企業が立ち上げ当初に自宅をオフィスにすることは間違っていません。
これは、東証マザーズ上場企業のPIXTA株式会社の社長さんも、公式ブログで書かれていることです。
- 創業当初は自宅をオフィスにするべき
- もしくは、他の会社に間借りさせてもらうべき
という内容を書かれています(もちろん、どちらもコスト削減のためです)。
このように合理的な理由もあるので、アパートを会社の所在地としていることは悪くありません。
しかし、社会的信用を得られるかといったら、当然得られないものです。
PIXTAの古俣社長が書かれているのも、あくまで「創業当初を乗り切るため」のものです。
それで「創業当初から信用してもらえる」とは、一言も書かれていません。
PIXTAのように、信頼されるサービスを生み出して、それが評価されてようやく認められていくわけです。
そのため、自宅をオフィスにしている段階では「信用できない」という評価を受けても仕方がありません。
せめてホームページがあり、オフィス内部の写真などを公開しているなら信用されます。
しかし、2020年4月12日時点では、株式会社ブレインの公式サイトはありません。
「株式会社ブレイン 滋賀県」と検索しても、ヒットしません。
もちろん、商品販売ページや特定商取引法に基づく表記のページにもリンクはありません。
この段階で社会的信用を得るのは難しく、早めに専用のオフィスを借りるか、自宅(と思われるアパート)で運営されている合理性を説明できるホームページを作る必要がある、といえるでしょう。
(ブレインではWebマーケティングの方法をアドバイスする教材が多く売られているので、販売者に頼めばホームページは簡単に制作できるでしょう)
規約が頻繁に変わる
Brainはサービスが登場した際に様々なアフィリエイターに荒らされてしまい規約がどんどん厳しくなっています。
それまで稼げていたコンテンツが、運営の一方的な規約変更によって削除されてしまったり、収益化ができなくなってしまうということも十分に想像できます。
会社の電話番号が携帯で、電話対応なし
株式会社ブレインの連絡先電話番号は「080」から始まる携帯電話の番号です。
起業家であれば、固定電話の番号がなければ信用されないことは、熟知されているでしょう。
「携帯の方が対応しやすい」というのは、現代では関係がありません。
固定電話の番号をスマホで簡単に使える時代だからです。
これはたとえば、下のSUBLINE(サブライン)などのサービスでできます。
「050」の番号は、滋賀県の市外局番である「0748」などと比べると、信頼性が若干落ちます。
しかし、携帯の「080」よりは圧倒的に信頼性の高いものであり、導入しない理由はないといえます。
コスト削減のためという可能性もありますが、ブレインの中で「稼ぐ方法」の教材が多く売られていることとは、少々矛盾するでしょう。
稼ぐ方法の教材が売られている会社が、なぜ月額300円の固定電話転送量を惜しむのかということです。
電話対応をしないのであれば、従量課金はほとんどないので、SUBLINEの基本利用料の月300円で済みます。
たまに自分から電話をするときは、携帯電話を使えばいいのです。
このように、固定電話の番号を導入しない理由はなく、していない以上「信頼性が低い」と言われても仕方がありません。
個人のフリーランスが節税のために法人化した場合は「実態も個人だから」という理由で、電話番号の信頼性はそこまで問われません。
しかし、多くの人の教材やお金が集まるサービスを提供する以上、「個人事業レベル」の経営体制は、早めに脱却すべきといえるでしょう。
このように不安要素が多いBrainよりは、信頼して取り組める下記のサイトにあるようなビジネスを選んでいただくのがいいかと思います。
\副業のすすめ一押し!/
【詐欺?】ブレイン(Brain)を実際に使ってみた感想
Brainが詐欺か知りたい人は「実際に使ってみた人の感想」を読みたいでしょう。
ここでは、筆者が実際にBrainを使って感じたことを紹介します。
本登録のメールが「株式会社スキルハックス」から届いた
ブレイン公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、運営会社は「株式会社ブレイン」となっています。
そうであれば、本登録のメールは当然「株式会社ブレイン」から送信されるべきです。
しかし、メールは上の画像のとおり「株式会社スキルハックス」から送られてきました。
株式会社スキルハックスは、プログラミング講師の迫佑樹氏が代表を務める企業です。
出典:https://skill-hacks.co.jp/
こちらの会社の信頼性は高く、代表の迫氏は雑誌『QUALITAS』でも紹介されています。
出典:https://www.qualitas-web.com/book924zb.html
このWEBマガジンは、下の画像のように小池百合子都知事なども登場している、権威のある雑誌です。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4865761020/
他にも下のような著名人が表紙を飾っています(敬称略)。
- 阿部寛
- 吉田羊
- ハリルホジッチ
- 浅野忠信
- 出井伸之
その他、日経の「私の道標」にも登場しており、代表の迫氏の信頼性は非常に高いものです。
そのため、会社としての信頼性も全体的には高いと言えるでしょう。
このスキルハックスが運営会社として名前を出しているなら非常に信頼できます。
しかし、Brainの運営会社として名前を出しているのは「株式会社ブレイン」です。
理由はわかりませんが、所在地がどちらも同じアパートということを考えると、子会社化が必要なほど事業規模が大きくなったということはないでしょう。
おそらく、スキルハックス社としては「現状では、ブレインとか関わっていることを表に出したくない」のではないかと思われます。
理由は、公式サイトの「関連事業」の中から、ブレインが抜けているためです。
出典:https://skill-hacks.co.jp/
本登録の段階からメールを発信するほどなので、Brainの事業にスキルハックス社が相当深く関わっていることは間違いありません。
(繰り返しますが、所在地のアパートの号室まで同じなので、同じ運営者であると言っていいでしょう)
しかし、イメージのいい学習塾やヘアカラー専門店は「関連事業」として出しているのに、Brainは出していない―。
というのは、スキルハックス社も今のBrainは、あまり人に自信を持って見せられる状態ではないというのを自覚されているということではないかと思います。
ちなみに、このように「表に出す会社名と、実際に業務をしている会社名が違う」というのは、詐欺で多く使われる手口です。
直近では、キャッシュレス決済で100億円の金銭トラブルが報じられている、ニッポンプラットフォーム社の例が、下のように報道されています。
まず、初めから「NP社」と「NT社」を切り分けて、債務はNT社に集中させた。代理店や端末オーナーに話を持ち掛ける際、高木氏らはNP社の名刺を出していたという。その一方で、「NT社は子会社」と伝え、契約書上はNT社と契約させている。
https://diamond.jp/articles/-/234312?page=3
これは、ダイヤモンドのアマゾンやドコモを巻き込んだ悪質キャッシュレス業者の「100億円金銭トラブル」【スクープ】という記事です。
ブレイン社やスキルハックス社は、このようなことは当然企んでいないでしょう。
しかし、上のような手口で100億円のトラブルが起きるほどなので、社名を使い分けるのは、ビジネスの世界では信用されないのです。
その「信用されないこと」をあえてやっている以上、「現状では様子見すべき」と評価されても仕方がないでしょう。
その評価を払拭したいのであれば、下のいずれかにするべきです。
- ブレイン社の方で信頼できる公式サイトを立ち上げる
- 社名を統一する
- スキルハックス社の公式サイトでブレインについても紹介する
これらのいずれかのアクションをとれば、より高いレベルで信頼されるようになるでしょう。
デザインやUIが発展途上
一度公式サイトにアクセスしていただくと実感できますが、ブレインの画面のデザインやUIは発展途上です。
もちろん、デザインについては「好みの違い」もあるでしょう。
しかし、公式サイトのよくある質問でも「現在、α版としてBrainを提供させていただいております。」という文言があります。
(出典:https://skill-hacks.co.jp/brain-questions/)
公式サイトがα版と認めているレベルなので、デザインはともかく、UI(操作性)については、完全に発展途上と言っていいでしょう。
クレジットカードの決済情報を預けるのは危険
公式サイトがα版と明記しているサービスに、クレジットカードの決済情報を預けるのは危険です。
α版の意味はこちらの段落で詳しく解説しています。
簡単にいうと「まだユーザーテストの前の段階」です。
つまり、公式サイトが「危険である」と明言しているのに近い状態であり、少なくともユーザーテストの段階が終わるまでは様子を見るべきといえます。
すでにユーザーテストのα版やβ版を過ぎており、安心して取り組めるビジネスを、下のサイトで探していただくのがいいでしょう。
\副業のすすめ一押し!/
【詐欺?】ブレイン(Brain)を使っている人たちの感想
ブレインを使っている人たちの感想は、Twitterで多くのものが見られます。
ここでは、その中の一部のツイートを紹介させていただきます。
まともなコンテンツが少ないのでしばらく静観している
Brainは情報商材屋が儲けるための
格好のプラットフォームって感じ。コンテンツにまともな評価が
つかないのも頷けます。そりゃ、あんなアフィリ付けたら
そうなりますよね。自分はしばらく手を出さず、
静観しようと思います。いいコンテンツを集められるか
見ものですね。— マサさん??Java講師やってます (@masaworks_ja) February 1, 2020
闇の情報商材の巣窟になっている
Brainが闇の情報商材の巣窟になってる!
ゴミが多い印象だけど、実際に検証してみようかな?#Brain#ブレイン
— Sachi@お金の事 (@Sachimoneytalk) February 3, 2020
悪質な情報商材が排除されない
メルカリでマスクやトイレットペーパーが全排除されないのは、noteやBrainで悪質な情報商材が排除されないのと一緒。
プラットフォームは手数料収入が欲しいものね。
グレーだろうがなんだろうが買う人がいるから。— イケハヤ界隈の現実 (@kaiwai_watch_) February 29, 2020
このように利用している方々の間でも評判が悪いため、ブレインを使うのは避けた方がいいでしょう。
ブレインよりも稼ぎやすいビジネスについては、下のサイトで詳しく紹介しています。
\副業のすすめ一押し!/
ブレイン(Brain)で詐欺商材を買わないためのポイント
ブレインで詐欺商材にだまされないためには、多くのポイントがあります。
ここでは、その中でも特に重要なポイントを解説していきます。
「稼ぐ系」は買わない
これはBrainに限らず、ネットで情報を買うときの鉄則です。
稼げる情報は、誰も人には教えません。
一部、事業拡大などに伴う例外もありますが、あくまで例外です。
また、稼ぐ系の情報でも「無料でもらえる」ものなら安心です(そもそもリスクがないので)。
ブレインで有料で売られている稼ぐ系の情報は、基本的に手を出さないようにしましょう。
販売者の信頼性をよく見極める
当たり前のことですが「何でこんな人の商材を買うのか」と、一般人が見れば思うような人の商材がよく売れています。
信頼できると思った人でも、一度疑って調べてみるようにしましょう。
フォロワーが多くても「大量に買っているだけ」ということもあります。
その人に対する賛同意見と批判意見の両方を見比べ、どちらが人としてまっとうかを考えるようにしましょう。
半年程度様子を見る
一番わかりやすい方法は「半年程度は様子を見る」ということです。
ブレインの運営や積極的に宣伝している人たちが、半年でどう変わるかを見ましょう。
筆者が見る限り、ブレインの運営はこの4カ月ほどで良い変化が起きているといえます。
(悪質な商材の排除に動いているなど)
しかし、積極的に宣伝していた一部のビジネス系インフルエンサーの方については、少々不自然な動きも見られます。
このように半年程度の変化を観察して、信頼性を見極めるのもいいでしょう。
ちなみに、半年の間に「大事な情報」が変わることはありません。
半年で有効性が変わるような情報に価値はないと考えてください。
ブレイン(Brain)が詐欺だと言われる理由についてのQ&A
Brainが詐欺と指摘される理由について、多くの人が疑問に思う内容は共通しています。
ここでは、そうした疑問で主だったものを2つ紹介します。
ブレインのα版(アルファ版)とはどういう意味ですか?
α版とは「開発初期段階のもの」です。
これは、β版以下です。辞書(コトバンク)の定義を見るとわかります。
ハードウエアやソフトウエアの開発において、開発の初期段階に相当する成果物のこと。
ttps://kotobank.jp/word/α版
上記のように「α版=初期段階」と書かれています。そして、ベータ版は下のように「最終段階」なのです。
ハードウエアやソフトウエアの開発において、開発の最終段階に相当する成果物のこと。ほとんどの機能が実装されており、商品化に当たって微調整のみを残した段階のものをさす。多くユーザーテストなどに用いられる。
https://kotobank.jp/word/β版
ここで重要なのは、β版まで来てもまだ「ユーザーテスト」なのです。
ということは「α版はテスト以前の状態」ということです。
プログラミングを教えている会社が、そのように未完成の状態のものを出していいのか、という点は疑問に思う人が多いでしょう。
ブレインで稼ぐのに成功した人はいる?
開始から2日目でイケダハヤトさんが「祭り」と表現されていました。
この時期にアフィリエイトなどをしていた人は儲かったといえます。
しかし、その情報商材を買った人で稼げた人は少ないでしょう。
現状ではBrainは「情報弱者は入らないほうがいい」といえます。
このように危険な可能性があるプラットフォームよりは、安全性の高いビジネスに取り組む方がいいでしょう。
安全で稼ぎやすいビジネスについては、下のサイトで紹介しています。
また、Brainで稼ぐことについては「Brainで稼ぐ」のページをご覧ください。
\副業のすすめ一押し!/
【まとめ】ブレイン(Brain)って詐欺なの?
ブレインは詐欺ではありません。
しかし、詐欺的で低品質な情報商材は多く売られています。
また、運営体制についても現状では説明不足な点が多くあります。
このため、Brainでのビジネスは様子見すべきといえます。
信頼できるビジネスのプラットフォームを探すのであれば、おすすめのスマホ副業を紹介している記事でも紹介している、下のサイトをチェックしていただくのがいいでしょう。
\副業のすすめ一押し!/