すでに行政書士の資格を持っている人なら、当然その資格を副業で活かしたいと思うでしょう。
あるいは、これから行政書士の資格をとって、時給の高い副業をしたいと考えている人もいるかと思います。
そのようなとき、気になるのは「そもそも行政書士は副業でできるのか？」「メリットやデメリットは何があるのか？」という点でしょう。
この記事ではそれらの疑問にお答えしていきます。
また、行政書士は副業でやるにはハードルが高いことも事実です。
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副業で行政書士はできるの？
副業で行政書士の仕事はできます。
もちろん、行政書士の資格を取得しているだけではなく、登録もしているということが絶対条件になります。
しかし、その条件さえ満たしていれば、副業として行政書士業務を行うこと自体は、まったく問題ありません。
ちなみに、登録というのは、都道府県の行政書士会で手続きするものです。
書類審査だけではなく、事務所の現地調査もあります。
そうした調査や審査を経た上で、日本行政書士会連合会の名簿に、あなたの名前が掲載されるという流れです。
このような一連の手続きを経ていれば、副業自体はできます。
副業で行政書士をするメリット
「副業で行政書士をしてみたい」と考えたとき、まず知りたいのは「どのようなメリットがあるか」という点でしょう。
行政書士という仕事自体にメリットがあるものですが、ここでは特に「副業として実践する」ときのメリットを解説していきます。
難しい資格である分、メリットも大きいと考えて下さい。
実績を積めば独立できる
まず、行政書士としての実績を積むことで独立できる可能性があります。
確かに、副業として行っている時点でも、すでに独立している人はいるでしょう。
ただ、最初は雇われる形から始める人もいるはずです。
そのような場合でも、実績を積み重ねれば、自分の行政書士事務所を開業できるということですね。
また、行政書士として独立できるというだけでなく、今働いている会社からも独立できます。
そのように、実績を蓄積することで二重の意味で独立開業が可能ということです。
ネットがあればどこでもできる
行政書士の仕事は、ひとまずネットがあればどこでもできます。
利用者とのやり取りを郵送とメール、電話だけにすれば事務所に呼ぶ必要はないのです。
もちろん、事務所自体はかまえておく必要があります。
ただ、そこにしっかりした応接室などがなくても、郵送や電話、メールのやり取りはできるわけですね。
どうしても面談が必要なときは、会議室などを借りればいいのです。
行政書士も専業になれば、当然事務所を構えて、そこに顧客を呼ぶ必要があります。
しかし、副業で小さい案件を受けているだけなら、このように「ネット経由でほとんどの仕事を行う」ことも、不可能ではありません。
副業で行政書士をするデメリット
どんな仕事や資格でも、副業としてその業務を行うには、デメリットがつきものです。
そのように小さなデメリットがあることは、行政書士でも同じです。
ここでは、副業で行政書士の仕事をすることに、どのようなデメリットがあるかを解説していきます。
日中の業務がある
これはすべての副業にいえることですが、まず日中の「普通のお仕事」があります。
そもそも、人間は普通に会社員として勤めるだけでも大変なものです。
誰もが知る大手企業に入っても過労死してしまう人はいます。
東大を卒業して某有名広告代理店に入社した若い女性が、自死されてしまった事件は知っている人が多いでしょう。
このような事件を見ても、そもそも普通に働くだけで大変ということがわかります。
それに加えて行政書士という、やはり簡単ではない仕事を並行して行うわけです。
これは相当事務処理能力の高い人でないと難しいといえるでしょう。
営業活動が必須
行政書士の資格をとって副業として開業しても、すぐに顧客は来ません。
自分で営業マンのように泥臭く、自分を売り込まねばならないのです。
基本的に、日本人の大部分は売り込みや営業活動が苦手といえます。
今これを読んでいるあなたも「営業とかしたことないな」と考える可能性も高いでしょう。
営業の経験があればいいのですが、ない人が自分を売り込む活動をするのはなかなか難しいものです。
ただ、営業自体は精神力も鍛えられ、コミュニケーション力も磨かれるため、大変ではありますがメリットもあります。
副業で行政書士をするのが向いている人
副業で行政書士の仕事をするなら、どのような人に向いているのかという適正を知っておく必要があります。
まず顧客の依頼は日中に集中するため、日中の時間が空いていることが必要です。
この時点で「副業でやるのは難しい」というのがわかるでしょう。
ほとんどの人にとって、本業というのは「日中にやるもの」です。
特に行政書士の資格を持っているような人はデスクワーカー＆ホワイトカラーなので、なおさらそうでしょう。
となると、よほど特殊な勤務形態でなければ、副業で行政書士をするのは「時間的に難しい」といえます。
続いて、もう一つの条件として「コミュニケーション能力が高い」ということがあげられます。
顧客の要望を聞き出し、場合によっては役所との折衝をする必要もあるためです。
日頃からこのようなコミュニケーションを仕事でしている人なら苦もなくできるでしょう。
しかし、そうでない人には少々「行政書士の副業は難しい」ということは、理解しておくべきだといえます。
行政書士よりもおすすめな副業5選
ここまで書いた通り、行政書士を副業として実践するのは極めて難しいものです。
そもそも資格を取得するだけで相当に難関であることを考えると、割りに合わない選択肢といえるでしょう。
そのため、副業で稼ぐのが目当てであれば、他の稼ぎやすい副業も視野に入れることをオススメします。
ここでは、そんな稼ぎやすい能率的な副業を紹介していきます。
おすすめ副業の記事と合わせてご参考ください。
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簡単にいうと、更新やメンテナンスをすべて代行してくれるということです。
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株式投資
株式投資も、十分な元手さえあれば副業として成立します。
たとえば、上場している会社すべての株を均等に買う「インデックス」という手法があります。
これだと、どこかの業界が下がっても、どこかの業界が上がることが多いのです。
つまり、暴落するリスクがないわけですね。
そして、資本主義や株式市場は、年々少しずつ拡大する仕組みになっています。
過去50年ほどの平均では、毎年3％ほど成長するのです。
つまり、100万円をインデックス投資につぎ込めば、毎年3万円稼げることになります。
かなりの元手が必要になりますが、もしそうした余裕資金があれば、株式投資もいい副業になるといえるでしょう。
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ビジネスモデルがしっかりと整備されているため、SNSでの口コミ・評判も非常にいいものとなっています。
プロジェクトの募集は期間限定・人数限定となっているため、いつでも応募できるわけではありません。
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【まとめ】行政書士を副業でするメリットデメリット
行政書士を副業ですることには、メリットもデメリットもあります。
確かなことは、行政書士という難関資格を取得する労力には、あまり見合わないということです。
本業としてバリバリ専念して稼ぐならいいでしょうが、副業で行政書士として多くの収入を得るのは、難しいでしょう。
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