「学生だけどクラウドソーシングで仕事をしてみたい」という人は多いでしょう。
そのとき、「そもそもできるのか」「どんな仕事がいいのか」などの点が気になるかと思います。
あるいは「どのサイトを使えばいいのか」という点も知りたい学生さんが多いでしょう。
この記事では上記のような疑問に答えつつ、学生のクラウドソーシングでの稼ぎ方について解説していきます。
クラウドソーシングで仕事をしたいと考えている学生さんには、きっと役立てていただけるでしょう。
- 学生でもクラウドソーシングをすることはできるのか
- 学生におすすめのクラウドソーシングでの仕事
- 学生におすすめのクラウドソーシングサイト
- 学生がクラウドソーシングを使うときの注意点
先に結論を書くと、学生さんがクラウドソーシングで稼ぐのはかなり難しいことです。
お金を稼ぐのが目的であれば、スマホ1台でできるビジネスなどの副業をするのがいいでしょう。
そういった副業は、下記のサイトで詳しく紹介されているため、こちらを参考にしていただけたらと思います。
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目次
学生でもクラウドソーシングをすることはできるの?
学生でもクラウドソーシングの利用はできます。
しかし、稼ぐことは極めて難しいと考えてください。
2016年にもキャリコネニュースでクラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人の衝撃、というタイトルの記事が公開され話題になりました。
社会人ですらこのレベルなので、学生はほとんど稼げないのです。
そのため、稼ぎたいのであれば、下のサイトで紹介するようなスマホビジネスに取り組むことをおすすめします。
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学生におすすめのクラウドソーシングでの仕事
学生がクラウドソーシングの仕事を始めるとき、まず「どんなジャンルの仕事をするか」で迷うでしょう。
ここでは、学生におすすめの仕事内容を解説します。
Webライター
ライティングは、クラウドソーシング初心者が最も始めやすいお仕事です。
あらゆる分野の案件があるため、自分の得意なジャンルから取り組むといいでしょう。
学生の場合、最初は文字単価0.5円前後から始めることになります。
ある程度実績を積んだら、高単価な案件にも応募するようにしましょう。
Webライターの始め方はこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご一読ください。
デザイン
デザインは、主にWebサイトやフライヤー、パンフレットなどの内容でお仕事があります。
デザインは若いセンスが必要な部分が多く、学生が不利にならないことが多いものです。
特にスマホアプリのデザインなどは、若者の方が優れていることが多くあります。
ただ、デザイン自体の単価がもともと安いので、ライティングよりは稼げないと考えてください。
ネーミング
ネーミングも、学生の若い発想で勝負しやすい部分です。
才能がある人にとっては、ほとんど時間をかけずに稼げる分野でしょう。
逆にセンスがなければ、いくら提案しても採用されず徒労に終わります。
ライティングなどは才能がなくてもコツコツ納品しているうちに実績も能力も付いて来るので、成功しやすいといえます。
イラスト
イラストは、特にWEBサイト用のコンテンツで需要があります。
アフィリエイトサイトで記事に添えるイラストを描くなどのお仕事です。
また、SNSのプロフィールに使う似顔絵・アイコンなども需要があります。
イラストは、センスのある学生なら社会人と対等で勝負しやすいジャンルといえるでしょう。
プログラミング
プログラミングは、いつの時代も大人より若者の方が進んでいたものです。
そのため、クラウドソーシングでも学生でもかなりの収入を得ているプログラマーはいます。
在宅のシステムエンジニアなどのお仕事も多くあります。
こういった分野のスキルがあるなら、大学生でもクラウドソーシングである程度稼げるといえるでしょう。
アンケート回答
簡単なアンケートに答えて、1件10円~数百円程度の報酬を受け取るものです。
ランサーズやクラウドワークスでは、主に「タスク」という簡単な作業の案件で見られる仕事です。
5分程度で終わるものだと、10円や20円などの報酬になります。
もう少し長いわずかな文章を書くものだと、100円や数百円程度となります。
基本的に稼ぐためのものではなく「タスクで実績をつけて信用を得るための仕事」と考えてください。
学生におすすめのクラウドソーシングサイト
学生におすすめのクラウドソーシングは主に5つあります。
ここでは、その5つのサイトの特徴を解説していきます。
クラウドワークス
クラウドワークスは、クラウドソーシングでランサーズと並び、国内最大手の会社&サービスです。
東証マザーズに上場しているため、信頼性も非常に高いといえます。
クラウドワークスは、ライティングの案件よりデザインやプログラミングの案件が充実しています。
特に理系&テック系の学生さんにおすすめのサイトといえるでしょう。
クラウドワークスで大学生が稼ぐ方法については「クラウドワークスなら大学生でも稼げる」の記事を参考にしていただけたらと思います。
ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスと並ぶ最大手のクラウドソーシングサービスです。
クラウドワークスと同じく、東証マザーズに上場しています。
ライティングのお仕事をしたいのであれば、クラウドワークスより断然ランサーズをおすすめします。
これは、ライター部門のトップの人たちを比べれば一目瞭然です。
ランサーズの方が成功している方が多く、実名・顔出しでハイレベルな人たちが多くいます。
その中で大学生がどのような仕事をするかですが、実際の学生さんの事例を見てみましょう。
2020年4月9日時点で、スキルパッケージから「大学生」で検索すると、下のようなサービスがヒットします。
- 現役女子大生が選ぶオススメコスメ・ボディケアの記事の執筆
- 帰国子女・英語ネイティブの学生が英日翻訳
- 「大学サークルの決め方」についてのライティング
- 理系の論文・説明文書の翻訳(現役理系大学生)
- YouTubeチャネル運営コンサル
- 「大学生活」についての記事執筆
この中で、おそらく一番ニーズがあるのは「現役女子大生が選ぶ~」というものです。
といっても、もう少しひねった方が良く男性の香水やファッションの選び方などをアドバイスする記事の方がいいでしょう。
というのは、女性同士だと「現役女子大生」というワードのパンチ力が落ちるためです。
女性同士なら、読モの女性やインフルエンサーの女性がおすすめするものの情報を、すでに把握しているでしょう。
そのため、上のフレーズなら「男性社会人相手」にした方がいいのです。
そのように少し方針を切り替えれば、上の学生さんのキャッチフレーズは発注者さん達に刺さる可能性が高くなります。
(AKB48もそういう路線で日本のクールジャパン戦略の一環を担うほどになったのですから、決して悪い方針ではありません)
その他「大学生活」や「サークルの選び方」についての記事執筆なども、面白いといえます。
これらは、探している発注者さんの目につくかどうかはわかりません(見つかりにくい印象を受けました)。
しかし、見つかりさえすれば「特に体験談的な内容をどこかに入れたい」と思っている発注者さんにとって良いのではないかと思います。
ランサーズでの仕事の選び方などは「ランサーズ」のページでも詳しく解説しています。
ココナラ
ココナラは、クラウドワークス・ランサーズでメジャーではない「その他」というべきジャンルで、特に強いクラウドソーシングです。
- 似顔絵
- イラスト
- 音楽
- ナレーション
- 占い
上記のようなサービスで、特に需要が高くなっています。
大学生の出品スキルを見ると、下のようなものがあります。
- 音響学を学ぶ大学生が「歌ってみた」をMIX
- 大学生が格安ホームページを作成
- 大学生向けの各種コンテストのコンサル
- アメリカの現役大学生が留学の疑問を解決
- MARCHの現役学生が家庭教師
この中で一番ニーズがあるのは「家庭教師」かもしれません。
筆者も家庭教師の経験がありますが、途中から直接取引を希望する親御さんは多いのです。
本当はこのような仲介サービスで直接取引をするのは違法です。
しかし、大学生も親御さんも違法ということを知らず、悪気がないので、このパターンはかなりまかり通っています。
最初は家庭教師の○○などの大手サービスを使うのが、これまでの親御さんのパターンでした。
しかし、要は「信用できる家庭教師が見つかるなら、どんな方法やサイトでもいい」わけです。
ココナラの過去実績や、その学生のブログ・SNSなどで信頼性を測れれば、直接家庭教師を依頼したいという親御さんは多いでしょう。
上の「MARCH~」の学生さんでいうなら、大学名を出すとより良いといえます。
MARCHなら当然恥ずかしくないので、仕事を本格的に獲得したいのであれば、出すといいでしょう。
後は、イラスト・デザイン系でココナラは特に仕事が集まりやすくなっています。
ココナラの口コミや評判はこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご一読ください。
ビズシーク
ビズシークの強みは「手数料が安い」ということです。
- ランサーズ・クラウドワークスは20%
- ビズシークなら5%~10%
という風に大きく異なります。
実は、ランサーズ・クラウドワークスは厳密には5%~20%です。
下のように稼ぐ金額が大きければ20%よりも安くなります。
10万円以下 | 20% |
---|---|
10万円超~20万円 | 10% |
20万円超 | 5% |
しかし、大学生が10万円以上の案件を受けるのは至難の業です。
プログラミングやエンジニアリング系ならあり得ますが、ライティングでは少なくとも初期はめったにないといえます。
(また、超えたとしても10万円「超の部分」が10%になるだけで、ほとんどの金額には20%の手数料がかかるわけです。
というのがランサーズ・クラウドワークスのルールですが、ビズシークはもっとゆるくなっています。
10万円以下の部分 | 10% |
---|---|
10万円超の部分 | 5% |
上記のようなシステムになっているのです。
最初から10%であり、しかも10万円からは5%ということで、手数料率に関してはランサーズやクラウドワークスより有利です。
ただ、サイト自体はそれほど盛り上がっている印象がありません。
- 最初は、クラウドワークス・ランサーズで仕事を探す
- 固定のクライアントさんに、ビズシークに移っていただく
- それにより、手数料を半額にする
というやり方で使うならメリットがあります。
そうでなければ、ビズシーク一本で学生が仕事を始める理由は、特に見当たりません。
クラウディア
クラウディア(Craudia)は、会員数100万人以上と、それなりに規模が大きいクラウドソーシングです。
登録するメリットは、手数料率が最低3%で、ビズシークよりさらに安いことです。
ただ、通常の手数料が何パーセントなのかはわかりません。
「サービスの利用は無料でしょうか?」という公式サイトのQ&Aでは、「規定のシステム利用料がかかります。」とのみ書かれています。
そして、トップページに書かれている手数料率3%というのも、あくまで「最低3%」です。
このように詳細が伏せられていて、最低の数字だけがアピールされるということは、おそらく「通常はもっと高い」のでしょう。
ランサーズやクラウドワークスより高いということはあり得ないでしょうが、同様の20%という可能性はあります。
また、クラウディアのワーカーさんのほとんどは受注実績がゼロの状態です。
クラウドソーシングサイトとして機能しているとは言い難い状態であり、利用するメリットは小さいといえます。
どのサイトを使うにしても、クラウドソーシングで学生が稼ぐことは難しいものです。
もし良いサイトがないと感じたら、下のサイトでより簡単にできるビジネスをチェックしてみてください。
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学生がクラウドソーシングを使う時の注意点は?
学生がクラウドソーシングを利用する際の注意点は多くあります。
ここでは、その中でも特に注意すべき点を解説していきます。
ネットワークビジネスの勧誘に注意する
クラウドソーシングは、下のようなビジネスの勧誘が多く出回っています。
- ネットワークビジネス
- マルチ商法
- ねずみ講
たとえばクラウドワークスでは、情報を共有する掲示板でワーカーさんからの注意喚起が共有されています。
一例として「この募集の餌食にならないよう皆さん注意してください!」という書き込みがあります。
その内容によれば、クラウドワークスの社員さんが退社されている深夜や早朝を狙って書き込むとされています。
社員さんにパトロールされないうちに「カモ」を見つけるということです。
大学生はこうしたビジネスのターゲットになりやすいので、特に注意してください。
いわゆる「地雷クライアント」を避ける
ごく稀にですが、クラウドソーシングでは「地雷クライアント」と呼ばれる発注者さんも存在します。
主に報酬が安すぎるというものですが、他にも下のような行動に出ることがしばしばあります。
- 納品物に明らかに不当な「難癖」をつける
- ↑(一般の修正依頼ではない)
- ランサー・ワーカー側に非があることにする
- それでプロジェクトを途中終了させる
- アカウントは使い捨てにする
このような発注者さんはめったにいないのですが、稀に当たってしまうと悲惨です。
稼げないだけでなく、評価まで下げられるので、非常に不利になります。
社会人なら最初のやり取りで「何となく変だ」というのはわかるのですが、学生さんだとわからないことが多いでしょう。
このため、すでに多くのランサー・ワーカーと取引していて実績がある発注者さんを選ぶのがおすすめといえます。
自分も個人事業主として責任を持って仕事をする
学生がクラウドソーシングを始めようとすると「自分が被害に遭わないように」と考えることが多いでしょう。
しかし、社会人の側から見ると、学生に迷惑をかけられる大人の方が多いというのが、率直なところです。
大人の側も学生時代は「同じような感じだった」か「もっとひどかった」ことが多いので、怒らない人も多くいます。
ただ、社会人のフリーランサーと比べ、明らかに責任感が低いのが学生の特徴です。
自分が騙されないように気をつけることも大事ですが、そもそも「自分はちゃんと最後まで責任を持って仕事をできるか」を考えた方がいいでしょう。
自信がなければ、まずはプロジェクトではなくタスクでコツコツと実績・能力・自信の3つを積み重ねるべきといえます。
こうした働き方の姿勢について厳しいと感じるようなら、下のサイトでクラウドソーシングより楽なビジネスをチェックしていただくといいでしょう。
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学生のクラウドソーシングに関するQ&A
学生がクラウドソーシングの仕事を始めるに当たって気になる点は多くあるでしょう。
ここでは、学生のクラウドソーシングに関して、よくある質問について答えていきます。
未成年や18歳未満でもクラウドソーシングは使える?
ランサーズとクラウドワークスは、18歳以上というルールになっています。
一方、ココナラは親権者の同意があれば、18歳未満でも利用可能です。
親権者の同意というのは、要は「親の同意」です。
親がいない場合は、親戚など親権を持っている人になります。
その他、年齢制限が特に明記されていないサイトは、ココナラと同様のルールと考えてください。
学生のクラウドソーシングで確定申告・税金はどうすればいい?
クラウドソーシングだけの年収が20万円を超えた場合は、確定申告と納税が必要です。
20万円以下なら、雑所得として確定申告も納税も不要になります。
ただ、バイトの年収と合算して48万円を超えると親の扶養を外れることになります。
これは、令和2年から「基礎控除額」が48万円に変わるためです。
今までと金額のルールが違っているため、注意してください。
また、税金のルールが心配であれば、運営サイドにその点もサポートしてもらえるビジネスをおすすめします。
そのようなビジネスは下のサイトで詳しく紹介しているため、こちらを参考にしていただけたらと思います。
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【まとめ】学生におすすめのクラウドソーシングでの仕事
どの仕事やサイトを選ぶにしても、学生がクラウドソーシングで稼ぐのは至難の業です。
学生が稼ぐことを考えるなら、おすすめのスマホ副業の記事でも紹介している、スマホ1台でできる仕事などをするのがいいでしょう。
そのように簡単にできるビジネスは、下のサイトで紹介しています。
クラウドソーシングのように在宅の仕事で稼ぐことに興味がある学生さんは、ぜひ参考にしてみてください。
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